網膜に穴が。眼科で光凝固手術(レーザー治療)を受けた。

Found a retina tear in my left eye 網膜裂孔・円孔

神戸のレイ眼科でICL(眼内コンタクトレンズ)適応検査を受けた、のり丸。適応検査の結果、緑内障の兆候、そして左眼の網膜に穴が空いていると言われたので、神戸のM眼科で詳しく調べて頂きました。検査の結果、緑内障でないと言われ一安心。次は、網膜の穴の検査です。

眼底検査のために目薬で瞳孔を開く

本当に、網膜に穴が空いているのか?まずは眼底検査です。

眼底検査のためには、瞳孔を開かせる目薬をさします。この目薬、この1ヶ月で4回目くらいだな。

こんなに頻繁に散瞳の点眼をして大丈夫なのか心配です。点眼される前に、昨日も、そして1週間前も眼底検査をしているのですが、こんなに頻繁に散瞳させて大丈夫なかのか聞いてみました。

「問題ないですよ!」

とのこと。

散瞳に関する注意事項の説明を受けて、いざ左眼に点眼。

点眼は10分おきに2〜3回してもらいます。散瞳中もメガネをかけて本を読んで普通に過ごしてOKでした。

散瞳が完了。医師の診察を受ける。

女性のスタッフさんが、私の左眼にライトをあてて瞳孔の開きぐあいを確認。

「うん、開いてきましたね」

いよいよ、医師の診察です。

診察室で眼底の精密検査

医師が待ち構える、真っ暗な診察部屋に呼ばれます。ああ、怖い。

ただ、この病院のドクターは、患者さんに心理的負担をかけないように、白衣を着ておられません。

ドクターが、私の左眼にライトを当てて目の奥を覗き込み、精密に調べます。

上むいてー
斜め右むいてー
右向いてー
下向いて〜

こういう感じで、眼球を動かしながら調べていきます。

「あ、ここか。穴あいてるわ」

ICLの適応検査で言われた通り、やはり網膜に左眼の網膜の左下に穴があいていました。

M眼科のドクターによると、網膜の穴にも心配がない穴と、心配がある穴があるそうです。

私の場合、心配がない穴なので、このまま放置しても問題ないだろうとの見解でした。ただ、レーザーによる光凝固治療をすれば、より安心と言われました。

網膜裂孔のレーザー治療のデメリット

ドクターにレーザー治療のデメリットをきいたところ、

術後に飛蚊症になる方がいる
手術代が高い

と言われました。

私はすでに飛蚊症が気になっているので、これ以上、飛蚊症が悪化したら嫌だなと思いました。

医師の見解では、私の網膜の穴は、このまま様子をみても大丈夫との話です。ただ、万が一、このまま放置して網膜剥離になったら、本格的な手術が必要となってしまいます。

それに、網膜に穴があいた状態で日常生活を送るのも、なんか不安だなと。

そこで、レーザー治療をしてもらうことにしました。

網膜の光凝固治療(レーザー手術)

網膜剥離光凝固術の同意書にサイン

「網膜剥離光凝固術同意書」という文書が渡されました。

同意書には、手術の方法や合併症が記載されています。

手術方法:点眼麻酔のあと、眼球に特殊なコンタクトレンズを乗せ眼底にレーザーを照射します。手術時間は通常5分ほどです。

合併症:再剥離、視力低下

手術前に網膜の写真をとる

同意書にサインしたら、今度は検査の部屋へ呼ばれました。

ここで、網膜の手術前の写真を撮ります。

マシーンに顎をのせて、写真を撮ってもらいました。一瞬で終わります。

手術前に点眼麻酔

写真を撮ったら、ふたたび待合室で待機。

麻酔の目薬を点眼します。

人生初の経験です。目薬をしたあと、5分位すると、目がカサカサになる感覚がありました。

麻酔の点眼は1回だけです。点眼後、なかなか手術とならないので、心配性な私は、

レーザーをあてるときまで麻酔がもつの?

と不安で、不安で。

網膜の光凝固治療(レーザー手術)

診察室に呼ばれました。網膜の光凝固治療は通常の診察室で行います。

普段の診察通り、診察台に顎をのせ、おでこをつけます。

医師が、パソコンでなにやら設定をして。

私の左眼にヌルッと何か入れました。これが、同意書にかいてあった「特殊なコンタクトレンズ」ですね。

私:先生、麻酔ちゃんときいてますか???

医師:大丈夫、大丈夫。わはは。

どこにレーザーを照射するのか確認しているのか、眩しいライトが左眼に照らされて、直視するのが難しい。

医師:リラックスして、目をぼーっとさせて。

ふだんはぼーっとしている私ですが、このときばかりは緊張で目をぼーっとさせるのが難しいです。

頑張って、目をぼーっとさせます。

「パシャ」

左眼にフラッシュが当たりました。

医師:痛いですか?

のり丸:痛くないです。

医師:こんな感じのが、あと数回続きます。

パシャ

パシャ

全然痛くない、ラクショー。と思っていたのですが、5回目のパシャくらいから、目がしみる感じの痛みがありました。

「パシャ」は全部で7〜8回くらいで終了。最後の2〜3回は回数が増えるに伴って、目がしみる感覚が強くなりました。

瞬間にしみるだけなので、我慢できないほどではなかったです。

治療は1分くらいで終わりました。

網膜の光凝固治療(レーザー手術)の費用

治療が終わったら、すぐにお会計です。

網膜の光凝固治療の費用です。3割負担の私が支払った手術費用は30,060円でした。これに初診料と検査費でプラス2千円くらいかかりました。

網膜の光凝固治療(レーザー手術)の術後

手術後は、とくに気をつける点は指導されませんでした。

散瞳の目薬で目がみえにくくなっているので、車やバイクの運転はしないこと。これだけ。

ほかの眼科では、光凝固治療を受けたら2週間は安静にするように指導されることもあります。

私の網膜の穴を最初に見つけてくれたのは、神戸にあるレイ眼科クリニックでした。レイ眼科でも、レーザー治療するなら2週間は運動は控えるように言われました。

手術を受けたM眼科は運動オッケーとのこと。不思議。眼科によって考え方が違うのでしょうか。

M眼科の医師から、術後の経過をみるために、光凝固治療の翌日も診察にくるように言われました。

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