強度近視、のり丸です。高校生の時から毎日使用してきたコンタクトレンズが苦痛で仕方ありません。長年のコンタクト使用によるドライアイ、そして角膜内皮細胞の減少について書きます。
わたしのコンタクトレンズ使用歴
中学生で眼鏡デビュー
私は中学1年生までは両目の視力は1.5から2.0くらいありました。今では信じられないけど、目が良かったんです。ちなみに私の両親、姉、弟はいまでも近視はありません。
中学時代で近視が急速に進み、中学3年生でメガネ・デビュー。
自分の見た目が最も気になる年頃。メガネが嫌で仕方ありませんでした。当時はオシャレ眼鏡という概念すらなく(少なくとも福島県の片田舎では)。
フレームなし、四角っぽい形のダサいメガネをしておりました。
高校生で初コンタクトレンズ
高校生になって、コンタクトレンズをするようになりました。
看護師さんに指導されてコンタクトを目に入れる練習をしたのですが、とにかく怖かったな。
初めてコンタクトを入れた時の衝撃は今でも覚えています。病院の待合室の最後尾に座っているのに小さいテレビ画面の時報がハッキリ見える!!
人間は情報の80〜90パーセントを目から取り入れると言われます。視力は本当に大切。
普通の人って、裸眼でこんな世界に生きているんだと羨ましく思いました。
高校生でコンタクトレンズを使用開始してから、以後20年間ほどコンタクトレンズで生活をしています。
年齢を計算するのはヤメテね。
使用していたコンタクトレンズの種類は?
最初の半年は2weeksの使い捨てコンタクトレンズを使用していました。
2weeksは消毒液につけたり、手で洗ったり、お手入れが面倒くさい。
そこで1dayタイプへ変更。2weeksに比べてお値段は高いですが、捨てるだけでお手入れなしというメリットが気に入りました。
30代でコンタクトレンズの使用が苦痛に
私は高校生から今まで20年、ほぼ毎日コンタクトレンズを使用してきました。
10代、20代の頃はコンタクトレンズの使用に違和感は全くありませんでした。目に入れていることを忘れてしまうほどです。
ところが、30代の今、コンタクトレンズが若い時のように毎日使用することができなくています。
コンタクトレンズをやめた理由
いまでも眼科医の先生からはコンタクトレンズ使用の許可は下りています。
使用許可がでているのに、なぜ便利なコンタクトレンズを使用しないか。
瞼(まぶた)の内側に不快感を感じる
コンタクトを目に入れると、瞼の内側に不快感を感じます。
長年のコンタクト使用で瞼の内側も耐えられなくなってきたのかな。
ドライアイ
私の場合、ドライアイの症状は朝、目覚めた時に顕著にあわられます。
起きた時に、目が痛いのです。
瞼(まぶた)が垂れるのがイヤ
眼瞼下垂(がんけんかすい)というのは、上まぶたが垂れ下がった状態をいいます。
30代、のり丸。老化も相まって、最近、まぶたの垂れ下がりが気になるお年頃です。
ハードであれソフトであれ、コンタクトレンズ使用者は非使用者にくらべて眼瞼下垂(がんけんかすい)になるリスクが高いという研究結果(参照)があります。
【参照】Bleyen I, et al. Not only hard contact lens wear but also soft contact lens wear may be associated with blepharoptosis. Can J Ophthalmol. 2011 Aug;46(4):333-6. doi: 10.1016/j.jcjo.2011.06.010. Epub 2011 Jul 7.
コンタクトで角膜内皮細胞を減らしたくない
角膜内皮細胞は角膜の最も内側にある細胞です。この細胞は増えることはなく、年齢とともに減少していきます。
コンタクトレンズの長期使用や不適切な使用で細胞が酸素不足になり死滅することがあります。
角膜内皮細胞の数は年齢によっても異なりますが、一般的には3000個/mm2が正常値と言われています。
コンタクトレンズを20年使用した私の角膜内皮細胞数は2100個です(汗)
お年寄りに多い白内障という病気があります。白内障手術の際には角膜内皮細胞が数百個減少するので、角膜内皮細胞が少ないと手術が受けられない場合もあります。
のり丸、角膜内皮細胞数をこれ以上減らさないためにも、コンタクトレンズの使用はやめました。
メガネ生活は疲れるから、手術を検討
そんなわけで、日常生活はメガネを使用しています。
コンタクトレンズは使うとしてもテニスや水泳といったスポーツの時だけ。
思えば、もっと早くからコンタクトレンズの使用を最小限にしておけばよかった。後悔先にたたず。
私のように強度近視だと、メガネが重い。そして度が強いので頭が疲れる。
裸眼でもお風呂に入れない私は、現在ICLという近視矯正手術を前向きに検討中です。
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